自分の可能性を最後まで信じ、悩み考え抜いた結果、慶應義塾大学法学部法律学科FIT入試両方式の合格!
「面接のサポートを通して、自分の言葉で伝える、ということがしっかり身についたと思います。」
R.K.さん
東京女学館高等学校
慶應義塾大学法学部FIT入試法律学科 A方式・B方式 合格
合格おめでとうございます!今の気持ちを教えてください。
ありがとうございます。発表直後なので、まだ実感も湧いていないような状況ですね。特に、私の学校では、FITを受けている人がおそらく学年に私1人だけなので、先生やわずかな友達にしか話しておらず、今は静かに喜んでいます!
慶應義塾大学を志望したきっかけを教えてください。
高校一年生の時に大学のキャンパス周りをして色々な大学を調べていく中で、「自分が何をしたいのかが全くわからない」という壁に当たりました。そこで、進路探しのために、長く過ごした学校の外に一度出てみようと思い、留学を決心しました。留学をしてもなお、自分が将来何をしていきたいのかはっきりとは見えてきませんでした。そこで、興味のある分野とない分野を整理してみて、たどり着いたのが法学という分野でした。さらに、留学ができるということや英語に特化している、自由度が高いなどの観点も重視した結果、慶應義塾大学を志望しました。
出願書類はいつごろからどのように準備を行いましたか?
志望校を決めた高校3年の春から洋々に通い始め、洋々が提供するカリキュラムを通して出願書類を作っていきました。最初の2、3月はメンターやGMの方と方針やテーマについて話し合いを重ねて、これまで自分がやってきた出来事と重ねながら、志望理由とすり合わせて行きました。
面接に向けてどのような準備を行いましたか?
模擬試験のほかに、2回ほど面接のサポートをしていただきましたが、B方式に関しては、志望理由を元にした面接の練習をしました。また、A方式に関しては、自己PRの練習にかなりの時間をかけて準備していただき、準備していたものをただ覚えて話すのではなく、自分の言葉で伝える、ということがしっかり身についたと思います。
小論文はどのような準備を行いましたか?
高校3年の4月から小論文のサポートを受け、約半年間取り組みました。最初のうちは制限時間内で書き終えるのが難しかったため、まずは時間を延長してじっくり書く練習をしました。その後、徐々に制限時間を短くしつつ、精度を保つことを意識して練習を重ねていきました。初めの頃は、自分の書くスピードでは、本番も間に合わないのではないかと焦っていたのですが、プロの方から、「今は時間を気にしすぎず、本番で書き切れたら大丈夫だから」という言葉をいただき、それにとても励まされて練習を進めることができました。
本番当日はいかがでしたか?
一番印象に残っているのは、電車の遅延で1時間試験時間が後ろ倒しになるというハプニングでした。「何が起こるかわからないのが受験だよ」と言われ続けてきたものの、本当にそんなことが起こるんだと正直びっくりしました。急にできた1時間の空白時間で、何をしたら良いんだろうと思った瞬間もありましたが、自分の過去の解答集などを見ながら、その場の雰囲気に慣れることができ、ほっと一息つく時間として有効活用できました。
入学後の抱負を教えてください。
自分が入学する実感はまだまだありませんが、志望理由書にも書いたように、将来は環境難民の権利保護に努めていきたいと思っています。ただ、自分が今決めている研究対象以外にも、更なる新しいもの、面白いものがあると思うので、まずは一年生の時に幅広い授業を履修して、興味関心の幅を広げていきたいと思っています。
今後受験する方へのアドバイスをお願いします。
受験時には何が起きるか分からない、ということを身をもって体験したので、空白の時間ができたときに何か自分を落ち着かせられるものを持っていくと良いな、と思いました。
また、私は出願の1ヶ月前まで、法律学科と政治学科のどちらを受けるかをすごく迷っていたのですが、これから受験する方の中にも、同じような方がたくさんいらっしゃるのではないかと思います。そんな時は、私がそうしたように、どんなに迷っても、長い時間がかかっても、最後まで自分のやりたいことや意思に向き合って、焦らずにたくさんの時間を費やして考えていただきたいなと思います。応援しています。
ありがとうございました。R.K.さんの今後のご活躍を、洋々のスタッフ一同、心よりお祈り申し上げます。